発達障害の診断名が消える子に共通する特徴3つ「一生つくとは限らない」

発達障害の診断名は、「一度つくと一生ついたままなのだろうか?」

成長途中で消える子たちに共通した特徴はあるのだろうか?」

 

 

・過去に診断名がついたことを、周囲の人たちにカミングアウトしても「普通に見えるけど?!」としょっちゅう言われる

 

・診断名がついたことをかかりつけ医師に報告しても「自閉症をには見えないけれどなぁ」と言われ、混乱している

 

・2歳の頃に自閉症と診断を受けていたが、生活面も落ち着き、学習面も遅れが目立たなくなってきたから、もう自閉症は治ったんじゃないかと思える

 

こんにちは、自閉症児の母ライターのソウカイです。

発達障害の確定診断を受けたときに比べて、お子さんがの日常のお困り事も減り、コミュニケーション力もドンドン上がってきた場合、「診断名はこのまま一生つくのか外れることがあるのか」って、結構気になるポイントだと思います。

診断名があってもなくても、大事な我が子であることは変わりないし、一生懸命愛情をかけて育てて行こうとはもちろん思っている。

けれども、「診断名が取れるようなケースがあるならば、我が子もそうなる可能性はどれぐらいあるのか」と知りたくなりますよね。

 

実は、幼少期に何らかの「発達障害の診断名がつき、後にそれが外れる」というケースはあまり多くはないものの、存在します。

 

診断名の有無だけにこだわりつづけることは、「診断名がついているのはいけない」というメッセージをお子さんに送り続けることになりかねないので、マイナス要素になってしまいます。

だからこそ様々な情報や可能性について、ママが詳しく知っておくことで、前に進んでいくことができますね。

 

そこで今回は、「一度ついた発達障害の診断名が途中で消える(外れる)子たちの特徴」を3つ紹介します。

転居等で診断医が変わった子

親の転勤や、転居を伴う引っ越しなど、何らかの事情で、「発達障害に関する診断をしてもらっていた医師が変わった」場合に、別の医師による診察で、「診断名が取れたり、お子さんの特性に対する見立てが変わる」ことがあります。

 

医師がそれぞれ個人的な感覚だけで発達障害を診断しているというわけではないのですが、脳波や血液検査の数値のような、「発達障害者と健常者をはっきりと分ける基準、ライン」というものが実は存在しないからのです。

ゆえに、他の疾患のように分類すること(ウエスト90㎝以上でメタボ、のように)ができないため、医師によって診断や改善方針が異なってくる場合があります。

 

実際には地域によっても、医師の見立てや、発達障害に関する理解、最新情報がどれぐらい浸透しているかなども、かなりばらつきがあります。

よって、お子さんの状態はあまり変わらなくても、担当医師が変わることで、診断名や内容が若干変わることがあります。

療育などで表面的な特性症状が見えなくにくくなった子

もともと発達障害の程度がボーダーラインレベルで、発達検査当日のコンディションや、診察医師の見立てなどによって、前回の診断時より「特性への対処方法を、お子さんがどんどん身につけ、お困りをカバーすることが上手になっている」場合は、生活にあまり支障がなくなってきていると判断されることがあります。

 

そこで、一旦診断名が外れるということもありますが、こういったケースのでは特に、親御さんが「治った!」と大喜びしてしまい、お子さんを健常児として、いろいろなことに頑張らせすぎてしまいがちです。

しかし、やはりお子さんが抱えているアンバランスな特性から、指示が理解できにくかったり、周囲とのコミュニケーションがうまくいきづらくなったりと、のちのち集団生活で本人が生きづらさを感じてしまうことがあります。

 

もともと特性があると指摘されていて、それが薄くなったように感じられる時こそ、より一層お子さんの今後の成長に注意をはらってあげてください。

例えば、1歳半検診でチェックが入り、幼児期に療育に通って対処方法を学び、小学校は普通クラスで健常者として生活したけれど、中学校へ移行する頃に本人が限界を感じ、大きな自信喪失と不登校などの二次障害となって、家族全体に跳ね返ってきてしまうという場合もあります。

決して無理をさせることなく、今まで同様に、お子さんに合わせたサポート方法を続けてあげてくださいね。

診断時期が2歳代などとても早かった子

診断名がついた時期が2歳代など、比較的早期であった場合に、後に特性が目立ちにくくなり診断名が外れるというケースもあります。

 

なぜなら、最近の傾向では、「発達障害に対する認知が広まったために、可能性がある子どもはできるだけ早くから対応していこう」という動きがあるからです。

健診などでも、少しでも様子が気になるお子さんには、早めにチェックを入れ、早期療育を勧めたり、発達検査を促したりするようになったので、「ボーダー未満のお子さんなどでも、ひとまず診断名をつけておいて、公的なサポートを受けやすくしよう」という流れもあります。

 

様々な機会で見過ごされてしまい、本人たちが生きづらさを抱えてしまいながらずっと成長をしていくよりも、必要なサポートを受けて、自信をつけながら人生を楽しんでいくほうが、お子さんたちにとっても充実した人生になりますものね。

よって、「発達障害」としてチェックが入るお子さんの全体数が増えたために、「その後、チェックが外れた」というお子さんたちの割合も、一定数伸びてきているということなのです。

まとめ 診断の有無よりお子さんの才能を磨いていこう

さて、いかがでしたか?

 

一度ついた発達障害の診断名が途中で消える(外れる)子たちの特徴は

  • 転居等で診断医が変わった子
  • 療育などで表面的な特性症状が見えなくにくくなった子
  • 診断時期が2歳代などとても早かった子

この3つが多いですよ、というお話でした。

 

お子さんから「発達障害の診断名が消える」ことは、実際にこの先訪れることなのかもしれません。

ただ、診断名が取れることがあったとしても、プロの専門家が幼児期に「お子さんの特性にアンバランスさがある」ことを指摘したということは、それはお子さんの特性として、そして輝く才能の一部としてこれからも存在していくものです。

仮に診断が取れ、健常者として生活を送ることになっても、大人になっていかれる途中で、サポートが必要な場面が出てくることもあるでしょう。

お子さんに診断名があるかないかということで、お子さんの性格や価値、本人の存在そのものが変わってしまうということはありません。

 

診断名が取り除かれることに親が執着してしまうと、将来お子さんが生活の中で、必要なサポートや支援を受けそこなってしまうという場面も出てくるかもしれないですよね。

診断名や手帳の有無より、「お子さんが好きなこと楽しいことをたくさん経験して、笑顔あふれる肯定的な人生を送っていけるようなサポート」をしてあげてくださいね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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