お子さんの通われている「療育施設の対応に不満があるんだけど、どうしよう」と悩まれていませんか?
・子供のクラス担当の職員さんが「いつもイライラしていてヒステリック気味」なのでかなり心配
・言葉を伸ばすために療育に通い始めたのに「我が子以外は全員言葉が喋れないお子さんばかり」で唖然とした
・きちんと報告されないが「結構ケガが多くて気になる」ちゃんと見てもらえてるのかな・・・。
障害児を育てていく上で本当にありがたい存在である療育施設。
ですが、
「ん?」というモヤモヤ、違和感はいちいち引っかかってしんどいですよね。
わたしも、「子どものオムツが、朝送り出したまま一度も交換されず」帰ってくることが何度か続いたとき、「これは言うか言わざるか」かなり真剣に悩んだことがありました。
このままモヤモヤが解決できなければ、あるときついに不満を抱えきれなくなり「職員さんにブチギレて」しまうことだって考えられます。
しかし、
一方的に怒りだけをまくしたててしまっても、
今後その施設を利用しづらくなる、
結局困りごとは変わらず「むずかしいお母さん」と思われてしまうだけ・・・ということもありえます。
では、
療育施設への不満を「遠慮なく相談できて、問題解決へ導いてくれるところ」を知っているとすればどうでしょうか。
親子が心から望んでいる療育が受けられるようになり、お子さんもキラキラ、いきいきと通うことができるようになります。
さらに、
安心して大好きな先生やお友達と一緒に「ぐんぐんと言葉やコミュニケーションを伸ばしていく」ことができますよね。
そこで今回は、
「お子さんの療育施設の対応に不満がある時に相談するべき3つの機関」を紹介します。
目次
発達障害者支援センターの職員に相談する
お住まいの地域の「発達障害者支援センター」に相談してみましょう。
子供から大人まで、また当事者から家族まで「発達障害に関係するあらゆる人」の相談事に乗ってくれる窓口です。
配属されている職員さん達も発達障害の特性に関して深く専門の知識がある方ばかり。
現場のこともある程度知識がある方々なので、話がはやいです。
こんな風に相談してみました!ママの声


「いつも、個別支援計画を立てる時にお世話になっている支援センターの方に相談しました。
結果、他の事業所を紹介してもらうことに。
それまでの施設でも信頼できる先生がいらしたので、アドバイスに従って、「完全に縁を切るのではなく、回数を減らして、徐々にメイン利用を別の施設にする」という形にしました。
完全に最初の施設を断ち切ってしまわずに、二つの施設を併用することで、良いところも悪いところも改めてわかり良かったです。
中立の立場の人たちに、間に入ってもらえるのはすごく助かりますよね。
何かあったときは「発達障害者支援センター」を頼ってみてくださいね。
保健所の保健士や福祉士に相談する

各地域に設置されている「保健所の保健師や福祉士」に相談してみましょう。
市、区役所の中の一つの課に、保健所の機能が含まれている地域もあります。
こんな風に相談してみました!ママの声
「利用している事業所で何か悩みを相談しても、『あるベテランの先生の考えしかきけない、他の先生はすべて右にならえ』という感じでした。
何でもそうなのて、そこに不信感が出てきました。
モヤモヤしたまま療育に通うのがつらかったので、事業所を選ぶ時にお世話になった保健士さんに相談しました。
聞いてもらう中で、自分の思いが整理されたところもかなりあります。
療育の職員さんとも話す機会をいただき、誤解がとけて分かり合えたところが多く、すっきりすることができました。
その後も『なにか困ったらここに相談できる』という心強い場所ができたのでとても良かったです。」
施設を利用する前から、支援してくれていた保健師さんならば、こちらも落ち着いて話ができますよね。
もしかしたら、同じような相談が他のママからも寄せられているかもしれません。
最寄りの保健所の保健士さん、福祉士さんも、ぜひ頼ってみてくださいね。
療育施設に直接、改善をお願いしたいことを相談する
お困りごとの内容次第では「通っている療育施設に直接相談」してみましょう。
なぜなら、
クレーム系の相談でなければ、角がたつことなく解決することも多いからです。
ちょっと相談してみて、改善策がきけたら、今まで以上に施設を信頼できますしね。
こんな風に相談してみました!ママの声
「うちは、子供が
『療育施設に通う曜日』と
『幼稚園で、大好きな音楽療法がある日」』が
毎回重なってしまうことに悩みました。
それまでは、療育施設を優先し続けていたのですが、ある時から大泣きするように。
朝、療育行きのバスで大暴れしてしまいました。
普段は大好きで、とても気に入って行く療育施設だったのですが・・・。
そこで、
療育施設の先生や幼稚園の先生に相談を重ねました。
結果『療育施設の利用日を調整してもらい、幼稚園の音楽療育に参加することができる』ようにしてもらいました。
いろんな方の都合を動かしてしまい申し訳なかったですが、子供の笑顔を見るとお願いしてよかったなと思っています。」
こんな風に解決してもらえることだとうれしいですね。
療育施設側も利用者が何に困っているのかはなかなか掴み取ることができません。
角が立たずに解決することもあるので、お悩みの内容次第では、タイミングを見計らって相談してみてくださいね。
まとめ

さて、いかがでしたか?
お子さんが通っている「療育施設の対応に不満がある時に相談する機関」は
- 発達障害者支援センターの職員
- 保健所の保健師や福祉士
- 内容によっては療育施設に直接改善をお願いする
この3つがおすすめですよというお話でした。
さあ、これで療育施設に関するモヤモヤが出てきても「またここに頼れば解決する」ことがわかって、とても心強いですよね。
心から安心して預けられる施設に通うお子さんが、グングン伸びていかれる様子をあたたかな笑顔で支えてあげられますように。
それでは今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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「県内の保護者がみんなここに相談するので、1ヶ月以上待ちになりました。
待っている間は歯がゆかったですが、実際に相談できた時に本当に的確なアドバイスがもらえてよかったです。
うまく事業所との橋渡しをしてくれました。」