【発達障害と療育選び】絶対NGな支援施設&児童デイ5判断基準

発達障害の傾向があるお子さんに、どこか「療育施設や児童デイ」を利用させたいのだけれど、「どんなことを基準に施設を選べばいいのだろう」と悩まれていませんか?

 

・通所の頻度はどのくらいがいいのか?多すぎても疲れてしまうだろうか?

・見学のときは、どのような点を見るのか、何を確認しておけばいいか、ピンとこない

・いくつかの施設を、お試しで併用することは可能なのだろうか?午前はA施設、午後はB施設などの併用はできるのか?

 

お子さんの療育施設選びには、幼稚園などと違い「先輩ママからのナマの声というのが圧倒的に入手しにくい」ので、どこの施設を選べばいいのか困ってしまいますよね。

 

発達障害のお子さんを「療育施設へ通わせること」を決められたのは、お子さんにとって有用で前向きな決断です。

しかし、「子供を支えたい」という保護者の思いに付け込んだ「お金儲けが目当ての悪徳施設がちらほら潜んでいる」というのもまた事実です。

よくわからないまま施設を選んでしまい、インチキ施設に大切なお子さんを通わせてしまっては、時間もお金ももったいないです。

 

「とにかくこれだけは避けて欲しい!」という療育施設選びの基準が、簡単にわかればどうでしょう?

避けるべき施設の基準がわかれば、安心して子供預けられる、自分たちに合った療育施設を選ぶことができますね。

 

そこで今回は「資金集めの悪徳業者にだまされない、絶対に選んではいけない支援施設の特徴」を5つと、こんなオプションがあるとさらに良いというポイントを紹介します。

地元小学校の「普通級に行ける」ことをウリにしている

「ウチに通えば小学校の普通クラスに進級することができる」ということを大々的にアピールしている施設は、最も避けたい施設の一つです。

 

「小学校の普通クラスに行けるくらい能力が伸びる」ことがどうしていけないの?と思われる場合もあるかもしれません。

ただ、小学校の普通クラスに進学するというのはあくまで、お子さんの人生の「ほんの小さな通過点の一つ」なんですね。

 

療育の目的は、「発達障害の子供たちが、自分の持ち味をうまく生かしながら、周囲とうまく調和しつつ、人生を楽しんでいくためのスキル」を育てていくことです。

「小学校の普通クラスに進学することができれば、それですべて解決する」「本人の一生は安泰!」とか、決してそういう問題ではないですよね。

本来、資格試験に合格させることを目的としている専門学校などとは、根本的に性質が違うはずなのです。

 

こういった施設は、「子供の発達障害に動揺ししている、保護者の不安をついてただ資金を回収しようとしている」悪徳業者である可能性も高いから、十分に検討してくださいね。

見学の際に利用者の個人情報を漏らしすぎている

施設を見学した時に「通所している利用者(子供たち)の個人情報を漏らしすぎている施設」もよく注意しましょう。

 

例えば、
「この子は〇〇くんといって、自閉症なんだけど、3ヶ月ここに通ったら、二語文を話せるようになったよ」とか「この子は出産時の脳性まひで・・・」などと利用者のプライベートなことを勝手に紹介してしまうようなケースです。

こんな風に利用者の情報を漏らしている施設というのは、「自分たちが入所した時には、見学に来た人たちに次々と個人情報が漏らされてしまう」ことが十分にあり得ますよね。

知らない間に我が子の名前や症状が、こちらが把握していない他人にどんどん知られていることは、とても危険なことです。

 

また、酷いところだと 見学者を引き入れるために、「〇〇くんは2ヶ月で発語が3→20語に増えました!」などと紙に張り出している施設などもあるそうです。

 

利用者の個人情報を、施設の手柄のように使用し、宣伝している節はないかよく注意してみましょう。

「発達障害が治る」とアピールしているところ

はっきりと「発達障害が治る」とアピールしている施設も、かなり疑わしく、おすすめできない施設です。

 

発達障害はそもそも病気ではないので、どんな療育を施しても、「治るということはない」はずです。

治すのではなくて「その子が持っている特性を生かしながら、多数派の生活に合わせていくスキルを得ていく」のが療育ですよね。

 

病気ではない、まして医療機関でもないのに「治る」なんて堂々と宣言しているところは、やはり考え方が変、あやしい施設です。

障害受容しきれない保護者の不安につけ込み、「発達障害は治る」という美味しいエサをちらつかせている、偽支援施設である可能性が高いです。

藁にもすがりたいような切実な気持ちを利用して、人集め・資金集めをしている変な施設は避けてくださいね。

自宅から遠すぎる、通うのが困難な立地

自宅から距離がありすぎる施設も、通うことがとても負担になってしまうので、よく検討してみましょう。

 

とても良い施設でも、あまりに家から離れすぎている場所だと、万一の災害時などに、お子さんを迎えに行くことができなくなってしまいます。

また、子供の体調が今ひとつすぐれない時や、ママがしんどい時もありますよね。

自転車で通所することを考えられている場合は、「雨風が強い日」などはどうするかという問題もでてきます。

遠方の施設に通うために、「子供を早起きさせて毎朝急かさなければいけない」となると、親子ともに大きな負担になってしまいます。

 

複数候補があがり施設利用を迷われるときは、自宅から近い施設を選びましょう。

ただし、施設が遠方でも、「送迎バスで自宅付近まで送り迎えをしてくれる」場合もあるので、そこはぜひ確認してみてくださいね。

「身辺自立」の指導が薄いところ

お子さんの学習面をフォローしてくる施設はとても良いですが、療育として通うならば「生活動作などの身辺自立が学べるところ」をおすすめします。

 

発達障害の特性がある子は、定型発達の子達に比べて「身辺自立を獲得していくのにコツがいる」のです。

親子だけでは「なかなか身につかなかったり」「かなり遅れたり」してしまうので、しわ寄せがどうしても母親の負担になりがちなんですよね。

施設で身辺自立を学ぶカリキュラムがあると、プロの技で上手に促してもらえるので、子供もコツを掴みやすいのです。

 

また、言葉や文字を覚えていくことももちろん大切ですが、いずれ幼稚園や保育園の通園を視野に入れたときに、「自分のことは自分でできる」というスキルが絶対に必要になってきます。

学習スキルだけならば、受給者証を利用しない、「単発で通う民間施設」などで学ぶこともできますよ。

 

集団生活に必須であるスキルを学べる「身辺自立の指導」がある施設を選ばれてみてくださいね。

まとめ

さて、いかがでしたか?

 

お子さんが通う療育施設を選ぶときに「これだけは避けて欲しい」というポイントは

・「小学校普通クラスに行ける」ことや「発達障害が治る」ことを執拗にアピールしている

・見学の際に「利用者の個人情報を漏らしている」

・送迎バスが利用できず、かつ遠方で通所しにくい立地である

・学習メインで身辺自立指導が薄い

の5つというお話でした。

 

いくつか候補が絞れたら、まず始めは「2ヶ所以上の施設を併用して利用する」ことも可能です。

ただし、同日内に受給者証を2回以上使うことはできないので、1日に利用できる施設は1ヶ所だけです。

いくつか併用し、お子さんが特に伸び伸びと過ごせそうなところ、ママとスタッフさんのウマが合うところに絞るのもおすすめですよ。

 

お子さんやママが「ここなら子供の笑顔が増えそう」というところをお子さんと一緒に見つけてみましょう。

安心してお子さんを預ける施設を決めた後は、外で頑張ってくるお子さんをママが笑顔で受け止めてあげてくださいね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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