発達障害っ子が園で仲間はずれに!4つの対策でイジメを撃退するコツ

園生活や進路選択

発達障害やその傾向があるお子さんが、幼稚園や保育園のお友だちの間でどうも仲間はずれにされているようだとお悩みではありませんか?

 

・「○○くんに話しかけたけど返事がなかった」「○○くんたちのところに行ったらみんな逃げてしまった」などと頻繁にお子さんが言っている

・オウム返しや、会話が一方的になりがちでお友だちとコミュニケーションを取れているのか不安になってしまう

・本人はさほど落ち込んでいないように見えるが、本当はどう思っているのだろうか

 

大切なわが子が、園でお友だちとうまく遊べていないようだということを知ると、親としては「何とかしてあげたいけれど、一体どうしたらいいのか」と悩んでしまいますよね。

 

コミュニケーションが一方的になりがちだったり、周りのお友だちの様子を察しながら遊びのルールを理解することが苦手だったり、またそもそもお友だちに関心が薄かったりと、発達障害の特性を持つお子さんたちは、お友だちとの関係を築いていくことも「ゆっくり」なペースになることが多いです。

 

本人にお困りが見られないようであれば、時期を待てばいいのですが、「お友だちと関わりたいのに、うまい方法がわからない」ことに苦しんでいるのであれば、このまま放っておくと、「幼稚園に行かない」と登園しぶりが起きてしまうかもしれません。

 

お子さんの、いまの状況を正しくリサーチし、適切な対策をとることで、お友だちとの関係もだんだんうまく築けるようになり、園生活がもっと充実したものになっていけるようになりますね。

 

そこで今回は、お子さんが幼稚園などで仲間はずれになっているときにママに試してもらいたい具体的な対策を4つ紹介します。

所属している園の先生に状況確認&相談する

 

まずは幼稚園保育園の担任の先生や指導員さん「家でこういうことを言っていて様子が気になるけれど実際はどうか」という現状の確認をしてみましょう。

 

「仲間はずれになっている」ということが、実際にはどのような状態なのか、いつからか?原因はどんなことか?お子さんから聞く情報と相違がどのくらいあるか?など、適切な現状把握をしてこそ、対策を練ることができます。

このとき、親の目線では気づくことができなかった、意外な返答や原因が見つかることもよくあります。

 

また指導員さんから現状を聞き、「その際はこういう支援をして欲しい」ということも伝え、先生との関係を密にしておくことも、今後の園生活にとても重要なことです。

可能であれば、複数の先生から話を聞くことができれば、より詳しく現状分析できますよ。

 

先生から情報を聞き、相談するときも「うちの子がうちの子が」と、こちらの要望ばかりを押し通す感じではなく、「指導する先生がどうしたらラクになれるか」という点も考慮し、支援をお願いしてみましょう。

その先生への配慮や行動が、結果的にお子さんにとって良い環境を導いてくれるようになりますので、ぜひやってみてくださいね。

園以外に居場所を作る

保育園や幼稚園でお友だち関係がうまくいきにくい場合には、園以外の場所で、お子さんがのびのび、ほっとできるところを見つけてあげて、コミュニケーションスキルを伸ばしていかれるという方法もあります。

 

児童発達支援所(児童デイ)や療育園では、同じようにちょっとコミュニケーションが苦手なお子さんたちが集まっているので、意思疎通がうまくいかなかったときに介入してくれる指導員さんたちの、アシストレベルがとても高いです。

上手に介入してもらいながら、お子さん自身もコミュニケーションを取ることに少しずつ自信がつき、お友達と過ごすことが楽しいなと思える、親和の気持ちを育てることができます

 

実際に、幼稚園保育園でかんもく症状や多動が強くなってしまったお子さんたちが療育園に移籍すると徐々に改善したという事例はよくあります。

お友達との楽しいふれあいを学んでいくという意味も込めて、児童発達支援や療育園の利用も検討してみてくださいね。

 

ソーシャルスキルトレーニングや療育を増やす

コミュニケーションが苦手で、意思疎通がとりづらく、本人も困っている様子が見られたら、ソーシャルスキルを伸ばせるような療育を取り入れてみるのはいかがでしょうか?

 

はじめは、書籍を参考にご家族で取り組まれるのもいいですし、民間の事業所などを1日体験利用してみてお子さんに合っていそうだとしたら、習い事感覚で取り入れられるのも良いですね。

 

近隣で、どこで受けることができるのかがわからない場合は、一度福祉の相談窓口に問い合わせてみると、訓練が受けられるところを紹介してくれることもあるので相談してみましょう。

「ママはいつも味方である」ということを繰り返し伝えてあげる

「外では頑張る」「家では気を抜く」というメリハリをつけながら成長していくことができるように「ママはいつも味方である」ということを、行動でも言葉でも、繰り返しお子さんに伝えてあげましょう。

 

大きくなっていく中で、ほかの子供たちとのトラブルがあることは、どのお子さんであっても、必ず起こってくることです。

トラブルの度に、都度親が介入していくことは、お子さんの一生を考えた場合に現実的ではないので、外の世界で頑張って社会活動をしてきているお子さんをあたたかく受け止めてあげましょう。

どういった困ったことがあっても、「いつでもママに話してね」と日ごろから繰り返し伝えてあげ、お子さんの「緊急避難所」になるという意識を持っていてあげてください。

 

ただ、注意点としてその日あったことなどを、ママが根ほり葉掘り聞き過ぎるのはNGです。

自分の気持ちを言葉で話すことをあまり得意としないお子さん達にとって、帰宅してから毎回ママに「どう答えていいかわからない質問を繰り返される」のは、お子さんにとっては辛い時間になりえます。

お子さん側から話をしてきたときに、たくさんお話を受け止めてあげてくださいね。

 

まとめ

さて、いかがでしたか?

 

小さな子供たちは「はじめての社会」で、仲間はずれにしたりされたりしながら、人付き合いのルールを学んでいく時期でもあります。

親がどれほど介入するかのさじ加減は非常にしいところですが、お子さん自身の問題解決能力も信じつつ、親子で学びの機会にすることができたらとても良いですね。

 

大切なのは「今すぐ!園で友だちをなんとか作ること!お友だちと仲良くすること!」ではなく、長期的に見たときに、「お子さんがお友だちとの程よい付き合い」を学んでいかれること、また、「心の支えとなる居場所や避難場所」をなるべく多く備えておくことです。

 

ママができることはやって環境を整えたら、あとはお子さんの「親和力」が育っていくことを信じて、応援してあげましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

B!