「うちの赤ちゃん、もしかして発達障害なのかな?」と不安でたまらなくなられていませんか?
・自閉症児の赤ちゃん期ってどんな特徴があるのか知りたい
・4か月健診で、なにか気づいてもらえるのだろうか
・定型児との違いが目立ちだすのはいつ頃?1歳でもわかる?

子どもに発達障害があるかどうかは「3歳を過ぎないとわからない」という一般論があります。
が、いやいや、わかりますよー!
と、言ってもわたしも小児科の先生が見つけてくださるまで実は全然気づいていませんでした。
『子育てやめたい!発達障害児をかわいいと思えない時の6つの緊急レスキュー方法』という記事にまとめましたが、
「ハードすぎて育児もう無理だわ」と泣く毎日。
しかし、
1歳3か月という早い時期に発達障害がわかった我が子は「超・スピード療育」につなげられることができたのです。
わたしたち親子はそれでとても救われました。
なので、
「発達障害かもしれない」というお子さんは少しでも早く、療育や児童デイにつながれたらいいのに・・・と心底思います。
いま、「赤ちゃん期のお子さんの様子がなんだか気になるかも」というママへヒントになればという願いを込めて
今回は
「1歳3か月に発達障害を診断されるまでに、わたしが子供に大きく違和感を感じた出来事3つ」を紹介しますね。
目次
生後4か月で「極低体重ベビー」として厳重注意される
1つ目は
「母乳が飲み込めず、低体重児として医師から叱られた」ときのことです。
出生時は2990gと平均的な大きさで産まれました。
しかし、
我が子は役所の4か月検診で「下位3%以下の低体重児」としてチェックが入りました。
100人いたら、上から3番目くらいまでに小さい、痩せてるということです。
産後は母乳8割ミルク2割くらいの割合で授乳してました。
乳房をくわえてゴックゴックと一生懸命吸っていたんですよ。
けれど、
全然母乳を飲みこめていなかったようです。
当時は週1で乳腺炎になり高熱で病院へ駈け込んでいました。
子供が吸わないから、お乳がパンパンになってしまったんですね。
まさかちっとも飲み込めてないとは気づきもせず・・・。

小児科医の「虐待」疑惑が刺さり、心はひん死
4か月検診で、我が子をチェックしたお医者さんは、怒ったようにわたしに注意してきました。
「なんで粉ミルクをあげないの?!これ、虐待だよ?死んでしまうよ?」と・・・。
『母親が意固地に完全母乳にこだわって、粉ミルクを使わないパターン』だと勘違いされたようです。

発達障害を抱えるお子さんはうちの子のように、母乳を飲み込むのがとても下手ということがあるようです。
ちなみに、この時期の「超・栄養不足」は、発達の凸凹を強くさせてしまっただろうと思います。
そこのところは、3歳ごろから栄養療法で巻き返し中です。
よその満1歳児のコミュ力の高さに心底ビビる

2つ目は、「ほぼ同年齢のよそのお子さんの様子にびっくりした」ことです。
それは満1歳の頃。
友人が「10日だけうちの子より早く産まれた子供」を連れて遊びに来てくれました。
けれど、
友人親子が到着したとき、うちの子はグースカ眠ってしまっていました。
そこで、
30分ほど「友人親子とわたしの3人で」過ごす時間がありました。
すると、遊びに来てくれた1歳児ちゃんが「異様にキビキビしている」ことに驚きました。
普段は我が子の動きに気を取られっぱなしで、よその子との違いに全然気づいてなかったんです。
- 窓から差し込む光を「指さす」
- そのことについて何かモニョモニョと知らんおばちゃん(わたし)に向かってコメントする
- さらにわたしに対して「ニコッと笑う」
一連の流れに対して、「そんな高度なやりとりができるの?!」と度肝を抜かれました。
ですがしかし、
- 賢い人の子は賢いんだな~とか
- 上手に教育してはるんだなーとか
- 女の子って成長早いって言うしなーとか
その子が特別おりこうさんなんだろうと思い込み我が子の発達を疑うきっかけにはなりませんでした。
1歳用の問診票に、3か月後も「はい」がほとんど付けられない

3つ目は、「診断日当日に病院で配られた問診票を書こうとしたとき」のことです。
かかりつけの小児科が独自で行っている満1歳健診に、我が子を連れて行きました。
そのとき、先生から「念のため、3か月後にもう一度来てもらえますか?」と再診のお願いをされました。
何の疑問も抱かず、「3か月後に1歳3か月の我が子を連れて」のほほんと病院を訪れました。
そこで、
「満1歳用」の問診票を手渡されて書かれていることを見たときに、はじめて背筋がヒヤッとしました。

問診票には「~できますか?」に はい/いいえ で答える形式の質問が10個くらい書かれていました。
ところが、「はい」に〇をつけられるのが、 1個か・・・ちょっと盛っても2個、くらいしかなかったのです。


一瞬で焦りまくりました。
これちょっと、予想外の展開かもしれない…と
「朝起きたら違う国のベンチで寝ていた」くらい動揺しました。
そのわずか3分後、
診察室で医師から「やはり、なんらかの発達障害を抱えられていると思われます」と告げられたのです。
この日はじめて
「わたしは自分が障害児の母になっていた」ということを知りました。
まとめ

さて、いかがでしたか?
自閉症児の母であるわたしが、小児科で「発達障害」を告げられるまでに遭遇していた「そういえばあのとき・・・」という事件は
- 生後4か月で「母乳を飲みこめず極低体重ベビー」になる
- よその満1歳児のコミュ力の高さに心底ビビる
- 1歳用の問診票に、3か月後も「はい」がほとんど付けられない
という3つでした。
役所が実施する1歳半健診までに動き出す保護者はすごく稀です。
稀なぶん、かなり早めに療育につなげることができます!
少しでも気になることがあるときはぜひ、早めに誰かに相談してみてくださいね。

また、
『▼【うちの子発達障害?【0歳1歳期の特徴】自閉症児ママがズバッと解説13タイプ!】』という記事では、0歳1歳期に特徴的だった様子をさらに詳しく紹介しています。
お子さんに関するお困りが、成長と共にゆるまっていかれますように。
障害のあるなしにかかわらず、たくさんのあたたかな手に支えられてスクスク育っていかれますように。
以上、我が子の発達障害が明らかになるまでの違和感や経緯でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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