気にしいの自覚があり、「人目が気になり心配があれこれ止まらなくなる」ことを悩まれていませんか。
・自分が必要とされたい人たちから「この人はダメだ」と思われることが怖くてしょうがない
・自分の言ったことで「相手を嫌な気持ちにさせたんじゃないか?」といつまでも気にしてしまう
・波風を立てないように、少々嫌なことでも反射的に「大丈夫です!」と即答してしまう
何人かが集まって話をしていると「もしかして自分の悪口だろうか」などと気になってしまうということってありますよね。
人にどう思われるかや、相手の態度が気になりすぎると、なかなか自分の率直な意見が出せなくなり「対等な人付き合いができない窮屈さ」を抱えてしまいがちです。
また、心に無理をさせていると、頭痛・肩こり・不眠など体にも辛い症状が現れてきます。
グルグル気にしすぎる思考をすっと止め、人目から解放されるスルースキルが簡単に身につくとしたらどうでしょうか?
済んでしまったことや「失敗したらどうしよう」という恐れを手放せるので、楽しく人と接することができるようになります。
さらに心穏やかになり、「自分が心からやりたいこと」に落ち着いて挑戦していけますね。
そこで今回は、「スルースキルを身につけて、グルグルと気になる心配ごとから離脱し、人目から解放されていく方法」について3つ紹介します。
目次
「相手から嫌われてはいけない」という思い込みを捨てる
好きな相手、嫌いな相手、見知らぬ人問わず「万人から好かれようと思うこと」をやめてみましょう。
自分がどう思われたか気にしすぎてしまうという心理の裏には、「相手から嫌われてはいけない」という思い込みがあります。
これはあなたのせいではなく、幼いころ「みんなと仲良くしましょう」「人が嫌ってはいけない」と繰り返し繰り返し刷り込まれているせいなのです。
ただ単にみんなが仲良くしてくれる方が、「現場監督の先生たちが集団を統率しやすかったから」です。
「友だち100人作りましょう」という教えは、もう今のあなたには必要ないのです。
「相手から気に入られなければいけない」という「良い人願望」を手放す決心をすると、一気に楽になりますよ。
今決心して、今日の午後から別人!というくらい変化することはむずかしいかもしれません。
しかし、決心することで確実に、あなたの毎日が変わっていくのでぜひやってみてくださいね。
自分の行動の解釈は相手にゆだねる
自分の振る舞いや言葉がどんなふうに受け取られるかは相手にの判断にゆだねてしまいましょう。
なぜなら、「どう頑張っても相手の内側に入り込み、あなたの言葉に対する捉え方を操作することはできない」からです。
自分の行動をフォローするとしても、「人はそれぞれの価値感の中で生きている」ので、あなたの常識が相手の常識であるとは限りません。
起こった出来事に対して、どのような色をつけて解釈するかは、あなたの問題ではなく、もはや相手の問題です。
わざと相手を傷付けないよう、最低限の配慮をしながら接していたならば、その先の判断は相手次第です。
他の人の課題に気をもむよりも、あなたはあなたの人生を精一杯生きていきましょう。
トラブルは次回へのフォロー策として貯金する
人付き合いで何かトラブルが起こった時には、ただ後悔するだけではなく、「次にどう振る舞うか」のテクニックをストックしていく機会にしてしまいましょう。
つい思い出して気になってしまうというのはある程度は仕方がないことです。
「ああすればよかった」という後悔や、「あんなことを言ってやっぱり自分はだめだ」と自己否定を積んでも、誰にもメリットがありません。
「次にこういうことが起きたら、こうしてみよう」と失敗談を勉強としてとらえれば、どんどん経験値を上げていくことができます。
自転車も、ある程度こける経験を積まないと、乗れるようになれませんよね。
「次回への対策」という心強い武器を手に入れたとすれば、「心が痛むという対価を支払った」甲斐があると思われませんか?
うまくいかなかったことは、その次の瞬間からの糧にして着々とパワーアップしていってくださいね。
まとめ
さて、いかがでしたか?
人目から解放され、自由に振舞えるようになるには「万人から好かれよう」と頑張らなくていいこと、自分の言葉や行動をどう捉えるかは相手の課題として任せてしまうこと。
配慮の上トラブルが起こった場合は、「次回からの対策としての知識貯金」としてストックがたまっていくことをひそかに喜ぶこと、が大切というお話でした。
他人はほとんどあなたのことを思い出していない
さらに、
「いろいろなことが気になり心配が止まらない」という方に、最後にもう一つ知っていておいていただきたいことがあります。
少々残念な話かもしれませんが、実は、「他人はびっくりするほど、あなたのことを気にしていない」ものなのです。
なぜなら、「みんな自分のことで頭がいっぱいいっぱい」だからです。
冷静に考えると、「一日のうちに他の誰かのことを1分以上思い出す」ことってあまりないと思われませんか?
誰かの人生の中で、自分は「登場シーン1分未満の小さな脇役」ということがわかれば、必要以上に人目を気にすることなく、心穏やかに過ごしていくことができますね。
あなたは自分の人生にどーんと集中し、あなたがやりたいことをどんどん行っていきましょう!
そして、世界最高級の魅力的な主役としてかけがえのない物語を、どんどん作っていってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。