「健常児に追いつかせたい!」頑張りすぎちゃう療育親子の苦しみを解き放つ5つのヒント

美ママのラク家事&処世術

お子さんに、「普通の幸せ」を得てもらうために、自分がもっと頑張らなきゃいけないと焦ってしまうことってありませんか?

・自分の仕事をやめて、療育通い、講習参加、体操教室、読み聞かせ・・・あらゆることを精一杯やったけれど手応えは感じられず絶望している

・ せめて小学校の普通級で健常児と紛れられるくらいまで何とか追いつかせたい

・子供が伸びないのは、アプローチの仕方が悪い自分のせいだからもっと自分が頑張らなきゃ!と焦ってしまう

・「あるときから劇的に成長した」という話をネットで見て以来同じことが起こらないか期待してしまう

小学校入学、就職、結婚・・・今まで自分が漠然と思い描いていた「普通の幸せ」が我が子の人生にはないのかもしれないという事実は、はかりしれない衝撃です。

どうしても、先が見えず苦しい気持ちになってしまいますよね。

自分さえ頑張れば子どもが健常児に追いつけるのではないかと自分を追い詰めてしまうママも少なくありません。

発達障害のある子が、「大多数の子供たちと同じになってほしいと思ってしまう理由」は

  • 特徴的な違いを持つことで集団からいじめられてほしくない
  • 理解してもらえず孤立してほしくない

という「幸せな人生を送ってほしい」願いから生まれるものです。

ただ、「健常児に追いつかせようというこだわりを親が持ち続ける」ことが、お子さんをかえってつらくさせてしまうこともあるんです。

それはお子さんに「今のあなたではダメだ」というメッセージを送り続けることになってしまうからです。

「幸せになってほしい」という焦りを上手に転換させて、あたたかくお子さんの成長を見守っていくことができたら、親子ともにすごくラクになれますよね。

そこで、「子どもたちが将来自分らしく輝きながら自立をしていけるような、親ができるフォローのポイント」を5つ紹介します。

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2018.06.14

発達障害を「完治させよう」と思わない

お子さんの発達障害を「なんとかして完治させよう」という思いは、手放しましょう。

発達障害は、何らかの病気や怪我、欠陥ではありません。

よって、何かのお薬や手術などで「完治する」ということはないんです。

発達障害を完全に直すということは、例えば

  • 男性に完全に女性になることを求めること
  • A型の人にO型に変わることを求めること

などに近く、現実的には難しく、「必要がないこと」です。

特性そのものが消えることはありませんが、周りとの摩擦を上手にかわし、対応していくスキルはこれからどんどん親子で取り入れていくことができますよね。

発達障害を治そうとするのではなく持っている特性をどのように活かしてあげようかという視点を持ってあげてみてくださいね。

子供の発達指数を「親の成績表」と捉えない

子どもの発達指数を、わたしたち親の「成績表」と捉えてしまわないようにしましょう

大人であるあなたはこれまで「あなた自身がたくさん努力をして、成果を上げてこられた」経験がたくさんありますよね。

今まで成功体験を多く積んでいらっしゃる方ほど「結果が出ないことは自分の努力が足りないからだ」と考えてしまいがちです。

ただお子さんのことに関しては、この「努力を重ねれば結果が必ずついてくる」という考え方は、必ずしも当てはまることはないんです。

なんとなく忘れてしまいがちなのですが、具体的な結果を出すのは、あなたではなく「お子さんという他人」なのですよね。

あなたがコントロールできる範囲を超えた問題なのです。

発達検査の指数が伸び悩む時期があっても、望んでいた普通級にお子さんが進級することがなかったとしても、それが「親の育て方の問題やアプローチが下手だったから」ということではありません。

「なるようにしかならない」と落ち着いて、お子さんを見守ってあげてくださいね。

劇的な成長を期待することはやめる

お子さんが劇的に成長して突然健常児レベルに社会性が向上し、「健常児と変わらぬ人生を送っていくようになるかもしれないという期待」は、はっきり言ってしまうと持たれない方が良いです。

もちろん、100%ない、ということはありませんが可能性としてはやはり低いです。

なぜならお子さんの年齢が上がるに従って「社会からお子さんたちに要求されること」はどんどん複雑になっていくからです。

特に3歳以前ぐらいの幼少期に何らかの気になる様子が見られ、早期に医師から診断を受けられている場合、本人が持っている特性は強いと言えます。

複雑な集団行動をこなしていくには不向きな面がたくさん出てくるかもしれません。

お子さんの特性が成長してくるにつれ、集団におけるやりづらさは就学直前期、もっと言うと就学以降にさらに強まってきます

もちろん希望を抱きたくなるのが親ですが、劇的な成長を「やみくもに信じる」というのは「宝くじが当たることに懸ける」ような非現実的なお話です。

劇的な成長を期待し続けるよりも、毎日少しずつ、できることを増やしていっているお子さんをしっかり観察してあげてくださいね。

療育は魔法ではないと知る

療育を回数を多く重ねることでお子さんの発達障害の特性が消え、健常児と同様の生活ができるかというとやはりそうではありません。

健常児と発達障害児では社会性やコミュニケーションスキルに明らかな違いが見られることが多いです。

療育を回数こなしていけば、「魔法のように特性そのものが改善される」というわけではなくて

発達障害のお子さんが持つ

  • 「突出した苦手な部分をどうやったら上手くカバーできるか」
  • 「周囲と摩擦なく上手くやっていくにはどういった工夫が必要か」

など、「すれ違いをどうやって埋めていくかなどのコントロール術やヒントを学ぶもの」です。

療育が無意味ということは決してありません。

しかし、療育を受ければ全てが解決するわけでなく「療育を受けながら沢山のヒントを親子で見つけていく」というスタンスでお子さんの未来を広げてあげてくださいね。

我が子の障害をすぐに受け入れなきゃと頑張らない

お子さんが障害を持っているということを、正直なところ、ママがすぐに受け入れられなくても大丈夫です。

親なのに、ママなのに、子どものすべてを受け入れてあげられないなんてとご自身を責めてしまうような気持ちが湧き出てくることも有ります。

ただ、わたしたち親も、ずっと「親として生きてきた」わけではなくまだ親になって数年。

特に、「発達障害を持つお子さんの親」になってからは日が浅いですよね。

親も子もそれぞれゆっくりと時間をかけて「良い意味であきらめをつけながら対処方法を獲得していく」ことが、障害受容の一番の近道です。

我が子のことだからこそすぐには受け入れられないのです。

既にお子さんが成人している先輩ママたちも

  • 「もう、完全に受け入れた」と吹っ切れる
  • 「やっぱりこの子が健常者だったら」と苦しくなる

という繰り返しだったと多くのママが語っています。

子どもの丸ごとすべてを受け止められない=子どもを愛していない、ということにはなりません

ゆっくりと、少しずつそれぞれのペースで進まれていってくださいね。

まとめ

さて、いかがでしたか?

「健常児に追いつかせたい」「追いつかせることさえできれば」と焦るママの苦しみを解放していくヒントになる5つのヒントは

  1. 発達障害を「完治させよう」と思わない
  2. 子供の発達指数を「親の成績表」と捉えない
  3. 劇的な成長を期待することはやめる
  4. 療育は魔法ではないと知る
  5. 我が子の障害をすぐに受け入れなきゃと頑張らない

でした。

最終的なゴールが「子どもが幸せな人生を送れること」であるならば障害児か普通児かというのは実は大きな問題ではないのかもしれません。

あなたの心が軽くなり「無理に追い付かせなくていいんだ」と肩の力が抜け、親子の笑顔が増えることを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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