障害児ママ同士の「比べ合い」や「さり気ない嫌味」が混ざるおつき合いに疲れられていませんか?
・わが子についてあれこれ詮索してくるママがいてすごく苦手
・不安な面があるから療育に来ているのに、「言葉出てるじゃん」「うちなんか全然喋らないのに贅沢だよ、自慢?」と言われショックだった
・「〇〇ちゃんって、ここに来るような程度の子じゃないよね?何で来るんだろうね?」と噂話をもちかけられ、返事に困った

同じように障害を持つ子のママとして、様々なことを乗り越えてきているはずなのに、ふと聞こえてしまう嫌味。
「重度のお子さんのママが、軽度のお子さんのママに対して皮肉を言ってしまう」ようなケースも、残念ながら少なくないようです。
せっかく子どもの成長を促すために参加している療育の場で、ママ同士の不毛なつき合いに消耗し、成長の機会を逃してしまっていてはとてももったいないです。
ママ同士の比べ合いやねたみを上手にかわす術がわかれば、いらぬストレスが減り、本来の「子どもの療育」に集中することができますね。
そこで今回は、「療育中の障害児ママ同士のつき合いに疲れてしまったママが、嫌味妬みを回避するための3つの法則」について紹介します。
我が子の長所はわざわざオープンに話さない
同年代の子供を持つママ同士のおつき合いでは、護身のために「我が子の長所」に関することをわざわざ話すことはやめておきましょう。
女性は、「自分の喜びを共感してもらいたい」思いから、無意識に「つい自慢ととらえられてしまう話」をしてしまうことがあります。
特に自分自身のことではなく、子供の話になると、「自慢のつもりは全くなくても」双方のやりとりに歪みが生じてしまうのです。
自分にとっては「何気ない一言」が、真剣に思いつめている他のママの、嫉妬の炎をメラメラとさせてしまうことも。
あえてけなし続けることもないですが「子供の長所話は思わぬ危険を呼ぶことがある」と知っておきましょう。
お子さんを、いさかいに巻き込まないために、ポジティブな話題には注意してみてくださいね。
全ママたちとわかり合えることを期待しない

グループのメンバーであるママたち全員と「わかり合える、仲良くなれる」ということを期待しないようにしましょう。
もともと「子供」というきっかけがなければ、関わり合わなかった人たちばかりの集まりですよね。
ゆえに、「価値感、考え方、立場、家族構成、経済力」など、お付き合いの上で違和感が出そうな下地は十分にあります。
さらに、子供に発達障害があるということで、真剣に向き合いすぎて「常に周囲から追い込まれているような錯覚」をしているママもいます。
嫌味がきつかったり、詮索が激しかったりという人は、「精神的に追い詰められて、一般的な判断力を失ってしまっている」かもしれません。
「同じ立場同士、わかり合えるかも」ということを期待しすぎずに、感情的な人には「自分にはわかってあげられないつらさやはがゆさなどがあるのだろう」と心に留めておきましょう。
そして、「助けてあげなければ!」と距離を詰めすぎないように、ゆるいお付き合いを続けるようにしてみてくださいね。
トラブル対応には自分は関与せず、場の責任者に相談する
ちょっとあぶないママとトラブルになりそうになったときは、直接関与せず場の責任者に相談しましょう。
例えば、
- 特定の親子のことを大声で非難する
- 毎度妬みの対象にされる
など。
ムキになって言い返す、また違う人たちとその人の悪口を言う、といった行動は、ものごとがこじれていくばかりなのでNGです。
責任者に「〇〇さんの振る舞いに、非常に迷惑している」とクレームを伝えるのでは、言われた側も困ってしまいます。
具体的な人名を出して指摘するよりも「他のママたちとのお付き合いが難しい。保護者付き合いに関するアドバイスがほしい。」という切り口で相談されるのが良いです。
こうしたコミニティーで問題になってしまうほどのママもまた、支援を必要としている方です。
センターの職員さん達に上手にフォローをいれてもらい、これ以上の被害を食い止めましょう。
またそこで教わった具体的なスルースキルを、今後のさまざまな保護者づきあいで武器として上手に活用してみてくださいね。
まとめ
さて、いかがでしたか?
妬みの感情に支配されてしまっている人たちの「比べ合い」から抜け出す方法は
- 我が子にとってプラスになることをわざわざ話さない
- コミュニティーのメンバー全員とわかり合える関係を期待しすぎない
- 問題が起きた場合は自分たちで解決しようとせずに、センターの職員さんに相談する
の3つが大切というお話でした。
「他人と比べてしまう妬みの感情」は、うまく利用すれば、自分の人生をぐっと進めていける、大きな原動力にもなります。
自分自身に起こる妬みの感情は、より良い生活に突き進んでいくための起爆剤にしましょう。
そして、妬みの感情に支配されてしまっている他人とは程よく距離をとり、「心の中でその人が問題を超えていけることを応援して」あげましょう。
療育の世界に限らず、幼稚園小学校など保護者同士の微妙な関係というのはこれからも続いていきます。
健常児親子とのお付き合いが難しく感じられる時も来るかもしれません。
お困りのときは『「健常児親子と疎遠に」孤独や劣等感を3分で粉砕する5つの方法』がお役に立つと嬉しいです。
本来の「子供に気持ちよく療育を受けさせ、成長のチャンスを増やす」という目的を最優先し、挨拶と笑顔と謙遜と世間話を武器に乗り越えていきましょう。
そして、本当に心から気の合うママたちとのお付き合いを楽しんでいってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「他人の発言が気になって疲れる」「ちょっとしたことで落ち込みやすい」
実はそれ、「隠れ貧血」のせいかもしれません。
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