「子供のこだわりが強すぎて心が折れそう」と困られていませんか?
・偏食がすさまじく、ほとんどの食事が毎回三角コーナー行きになってしまう
・お気に入りのぬいぐるみを24時間レベルで持ち続けたがる
・4歳になってもオムツ、トイレトレーニングが進む気がまったくしない
言葉でのやりとりが、まだなかなか成立しづらい幼児期のお子さんとの生活は、本当に大変ですよね。
発達障害、自閉症児に特有の「こだわり」という特性。
先輩ママたちは、どのように対処され、乗り越えられたのでしょうか?
今回は、「40代のママ」から、現在「小学生の女の子」の幼児期に「本当に困ったこと」とその対処方法をお話していただきました。
ではさっそく、「服や食べ物への強いこだわりがあった、発達障害の娘の対処に困ったこと3つ」の体験談を紹介します。
目次
こだわり①偏食が強くあまりご飯を食べてくれなかった

娘が自閉症とわかったのは2歳のときで割と早かったです。
こだわりが強くてごはんをしっかり食べてくれなくて苦労しました。
離乳食のころから、テレビで気をまぎらわせてる間に口にごはんをいれたり、いろいろしました。
結果、ごはんに、炒り卵をのせたものは、好んで食べてくれるようになりました。
また、給食も少しずつ興味をもって食べられるようなったのでよかったです。
自閉症の子供は、口の中が敏感な子が多く食事が、苦手な子供が多くいます。
食べられなくて栄養剤で生きてる子供もいます。
自閉症の子供の食事のうまい療育方法ができるといいなーと思います。
こだわり②手にお守りのような何かを持つことに執着
自閉症の子供は、怖がりだから、手に安心できる何かをもちたがる子が多いてす。
うちの子も、最初「お守りにしているオモチャ」をずーっと手から離すことができませんでした。
なので、滑り台やブランコで遊ぶときに両手がふさがっていて危ないことがよくありました。
無理にとるとパニックになるし、周りの人が泣き声にびっくりするから、無理には取れませんでした。
そのうちに、自分でベンチにお守りを置いて遊んでくれるようになりました。
しかしそれまでは、危なくて大変でした。
物への執着心が強くて本当に大変です。
こだわり③怖がってトイレトレーニングがなかなかすすまない
トイレに連れていくとすごく怖がって泣くから、トイレトレーニングが大変でした。
しばらく諦めていましたが、幼稚園の先生や、友達に影響されてトイレに行けるようになりました。
なかなかおしっこをトイレでするまでに時間がかかりましたが、小学生になるころには、ウンチもトイレでできるようになり一安心しました。
とても長いトイレトレーニングでした。
現在のようす、小学生になって

小学生になった今も、強いこだわり自体は残っています。
服も変な服装になります。
なぜか、
- 寝るときに体操服に着替える
- 出かけるときにスモッグを着る
など、周りから見たらかなり変わっています。
けれども「本人がそれで安心できるなら仕方ないなー」と思い好きにさせています。
学校ではクラスのみんなに、
- 「怖がりであること」
- 「いろんなことがうまくできないこと」
などを伝えてあるから、みんな受け入れてくれてます。
支援学級ですが、交流で健常児たちと過ごすのも大丈夫です。
こだわりも少しずつ改善されたらいいなーと思います。
発達の遅れがある幼児のママへ
発達障害のママは、本当に苦労が多いと思いますが、いろいろな支援も受けられるから、前向きに頑張ってほしいです。
いろいろ幼稚園や学校の先生が助けてくれるし、フォローしてあげれば、その子が生きやすい環境をつくれます。
暗くなりすぎず、「絶対に幸せになってやる」と前向きに生きていってほしいし、自分の楽しいこともたくさん見つけてほしいです。
発達障害があっても健常児さんより幸せな子は、たくさんいます。
是非楽しいことを探して自分も子供も幸せになれるように頑張って下さい。
私も娘が自閉症だけど本当に楽しそうに生きてるから、幸せです。
楽しいことをたくさんさせてあげたいと思います。
体験談は以上です。
まとめ
さて、いかがでしたか?
わたしも、子供の発達障害がわかってすぐの頃、小児科医師から
- 子供が「こだわる」ことに、親が「こだわらない」ように
というアドバイスをされました。
不安から生まれている、いろいろなこだわりから少しずつ卒業していくには「その子がもう良いと思えるまで待つこと」が一番近道であるようですね。
今回の先輩ママさんからいただいたメッセージのように「ママも、お子さんも、楽しいことをたくさんしながら」毎日を楽しんでいきたいものです。
いろいろな支援を活用しながら、強い「こだわり期」を乗り越えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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