「子供の多弁・奇声」発達障害っ子の大声を抑えるシンプルな5つの方法

発達障害の「お子さんの多弁や奇声、大声をなんとかしたい」とお悩みではありませんか?

 

・家にいるときも、一日中奇声をあげている

耳元で大声を出されるのでイライラする

・人前に出たときにおしゃべりが加速する、「変な子としていじめられないか」心配

 

他人の大声や奇声が毎日ずっと聞こえ続けているというのは、かなりのストレスを感じてしまいますよね。

また、多弁についても「この先お友だちともうまくやっていけるようになるのか?」と心配にもなります。

 

お子さんの多弁症状や奇声はどうして起こっているのでしょうか?

 

多弁や奇声の特性を持つお子さんは、「喋る」「声を出す」ことで、無意識に不安を解消させようとしているからなのです。

また、声を出す行為が自分にとって心地よいので、喋りながらどんどん興奮し、テンションが上がってくる場合もあります。

 

無理にこの奇声や多弁を抑えてしまうと、お子さんにとっては非常にストレスが溜まってしまいます。

不安解消の方法が無くなってしまうので、「違う形の困った特性(癇癪・他害など)が現れてくる」こともあります。

 

とは言っても、長時間にわたり「奇声や独り言がずっと聞こえてくるのは、なかなかのストレス」ですよね。

このまま我慢し続けていると、今度はあなたの心身に負担がかかりすぎて、抑うつ状態に陥ってしまうかもしれません。

 

そこで今回は、「多弁や奇声、大声を出す子供たちと、ストレスを緩めながら暮らしていくコツ」を具体的に5つ紹介します。

子供が落ち着ける生活環境をつくる

お子さんの「多弁・奇声・大声」を抑えるために、お子さんの生活環境を整えましょう。

 

多弁などの特性「だけに」対策をうとうとすることは、木でいうと「一本の枝葉だけに」一生懸命アプローチしているようなものです。

 

基本的には、お子さんのお困り行動の裏側には何かしらの不安があります。

それが環境の変化や、一時の成長過程が原因であれば、時期を待てば落ち着きを取り戻すことができます。

 

お子さんが落ち着いて生活できるように、お家で過ごすときの工夫をしてみましょう。

具体的な「生活環境の整え方」

・遊ぶおもちゃの数を厳選して(全部で5つくらい)子供の混乱を減らす

テレビのつけっぱなしは避けて、刺激を減らす(無理しすぎなくてOK)

・偏食もうけとめて、無理にいろいろなものを食べさせようとするのをやめる

・身辺自立をあせらない

・子供が好きな遊びをたくさんさせてあげる

子供のお気に入り(色、形)にこだわることを尊重する

などです。

 

特に、おうち全体で「物を減らす」ということは、視覚優位のお子さんたちにとって、かなりのストレス減になりますよ。

ぜひ試し見て下さいね。

耳栓をする

お子さんの大声がかなりきつい場合は、ママが耳栓をしてしまいましょう。

耳栓をしても、完全に音が聞こえなくなるわけではなく、ある程度はちゃんと聞こえます。

保護者の健康を守ることも、育児中のママの大切なタスクのひとつです。

今のしんどさを乗り切るアイテムとして、ぜひ活用してみてくださいね。

子どもと離れる時間を確保する

多弁や奇声が苦痛に感じられる場合は、何より「お子さんと離れる時間を確保」しましょう。

 

多弁や奇声の症状は、すぐに解消されるものではありません。

長い期間、あなたがずっと耐え続けていては、精神的に疲れてしまい、本格的にダウンしてしまうこともありえます。

 

一時保育、ファミリーサポート、児童デイなどの利用を前向きに検討してみましょう。

いろいろな方の手を借りながら、子育てを続けていってくださいね。

専門機関を受診する

多弁や奇声が長期にわたって気になるときは、小児科や専門医に相談してみましょう。

 

多弁に対しては「言葉が出ている」から特に問題なしとして、健診などでスルーされてしまうことも多いです。

ただ、ママが日常で辛くなってしまうほどの特性であれば「何らかの対策が必要」です。

 

日常生活に支障をきたしていることを強く訴え、未受検であれば、発達検査なども受けてみましょう。

利用できる福祉サービスが広がり、親子ともどもとても楽になれるので検討してみてくださいね。

声の大きさ表を作って活用する

ある程度会話が成立する年頃のお子さんでしたら「声の大きさ表」を利用してみましょう。

 

発達障害のお子さんたちは「うるさい」と注意されても、とっさに「自分が何をすればいいのかわからない」ことも多いです。

また、その場では理解できても、「すぐ忘れてしまいがち」という特性もあります。

なので、お子さんがもつ視覚優位な特性を利用して、小さな声を練習させてあげましょう。

 

声の大きさ表とは「五段階くらいで声の大きさを図に表している表」のことです。

ネット上でも、たくさん紹介されています。

療育施設や児童デイなどでは、ほとんどのところでこの「声の大きさ表」が取り入れられています。

例)・お子さんが大きな声を出しすぎているとき
「○○くんの今の声は、このあたりかな?(4か5とか)
今はおうちにママと2人だけだから2で大丈夫だよ、ママ聞こえてるよ」
例)・外出するとき
「電車に乗るから1の声だよ」

小さなものも一緒に作れば、外出時にも持ち歩けて便利です。

療育機関などを利用されている場合は、「園と同じ形のもの」を作ってあげると、すっと理解しやすいですよ。

まとめ

さて、いかがでしたか?

 

声・発語に関するトラブルは、なかなかすぐには解消しにくい問題です。

 

ただ、成長に伴ってお子さんたちは「自分で不安を処理していく」テクニックも自然と身に付けていきます。

お気に入りのグッズをいつも持ち歩くようになったり、焦ってきたら深呼吸したりする子もいますよ。

 

また、実は「ママが多弁・奇声をなんとか治そうとしている」ことも、お子さんにはかなりのプレッシャーになっていることがあります。

多弁や奇声について直接注意するよりも、お子さんの環境を整えてあげる方が結果的にはお子さんが落ち着きを得る近道になります。

 

美味しいご飯を用意して、一緒にたくさん笑って、ふんわり楽しい毎日を送れるようにしていきましょう。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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