「親子で片付けられない」発達障害っ子のやる気をグングン伸ばす5つの整頓方法

親子そろって「片付け下手」で、いつも家の中が散らかっていると困られていませんか?

 

・物の場所をなかなか決められない、決めたとしても覚えきれない

・「何度も今度こそ綺麗にすると決意する」けれども、3日坊主で終わってしまう

発達障害の子どもは「散らかっている部屋」では集中力を伸ばせないと聞いて、環境を整えてあげたいのだけど、他の兄弟の持ち物もあってなかなか・・・

 

いろんな雑誌やテレビなどで片付け特集が組まれていますが、もともと片付け下手な人はちょっとやそっとテクニックを取り入れても、片付け方がわからないので、またすぐに散らかってしまうということがありますよね。

 

実は、発達障害のお子さんたちにとって、「物が多い部屋」「散らかっている部屋」は相当なストレスになり、集中力を伸ばし損ねてしまうということをご存知でしたか?

視覚的な情報が、強く頭の中に入りやすいお子さんたちにとって「物が散乱している」「必要のないものが溢れている」という状態は、彼らの注意力を散漫にさせ、「考えがまとまらない」「イライラする」「一つの事に根気よく取り組む力を伸ばしきれなくなる」などの弊害を生み出しています。

 

このまま散らかっている部屋を放置しておくと、彼らが本来伸ばすはずだった「あらゆる潜在能力を育てるチャンスを失ったまま」、大人になってしまい取り返しがつかないことになってしまうかもしれません。

いずれ自立を迎えたときにも、「モノの整理の仕方」がさっぱりわからず、お子さんがゴミ屋敷で暮らすことになってしまうと思うと心苦しいですよね。

 

簡単なコツを掴み、少しずつでも、ママが片付けられるようになれば、お子さんの集中力も上がり、あなた自身のイライラやモヤモヤもすっきり無くなるので、家族全員のパフォーマンスが上がり、前向きに生活していくことができます。

 

そこで今回は、「片付けがとっても苦手なママが少しずつ片付け上手にステップアップしていくための今すぐできる簡単なコツ」を5つ紹介します。

徹底的に片付けようとしない

あなたに「片付けることが苦手」という自覚があるならば、今の状態をいきなり丸ごと「雑誌で描かれているようなすっきりと美しい家」に変えてしまおうとするのは、ちょっと待ってみて、「徹底的に片づけようとしない」努力をしましょう。

 

雑誌のようなきっちりとしたお部屋を保つのは、片付け最上級者レベルの技です。

片付け初心者さんであるあなたは、ハードルを小さく小さく設定しないと、「あんなに綺麗なおうちが再現できない、もう嫌だ!」となり、片付け自体が嫌いになってしまいます。

いきなり上級を目指すのではなく、

・洗濯物が床に散らばらないように、たたむのをやめてかごに放り込むシステムを採用する

食器洗濯機を導入してみる

・とりあえずダイニングの床に物を置くのをやめる

など、まずは小さな変化を生活空間に取り入れてみてください。

 

片付けは「技術」で、コツがあるので、毎日やっていくうちにどんどん上達していきますよ。

上級者向けコースはいったん置いておいて、最初は簡単なステップから試してみるようにしてみてくださいね。

とにかく物を減らす、多く所有するのをやめる

片付け上手の一番の近道は、実は「所有する物の数を減らす」ことです。

手っ取り早く物を減らすコツについて、リスト化してまとめて紹介します。

手っ取り早く簡単に物を減らすコツ

複数あるものは数を減らす

家の中にハサミが四つある、使いかけの洗剤が3種類あるなど、同じものが複数個ある場合は、一つずつでいいので数を減らしていくようにしてみましょう。

故障して使わなくなったものを処分する

「故障したまま、使わなくなって1季節以上経っているもの」は、「なくても生活に支障がない」という証明なので、処分してしまいましょう。

使わない食器を減らす

お料理は「ワンプレートに盛ること」を基本にしていると、使わない食器を大量に処分することができますし、お料理の準備や後片付けも格段に楽になります。

片付けの手間も減るので、食器をためてしまって洗いにくくなるという面倒くささが減りますよ。

ぜひやってみてくださいね。

使わなくなったキッズ用品を処分する

お子さんの年代に合わなくなったおもちゃ、大型ベビー用品などを、この際処分してしまいましょう。

使わなくなったおもちゃや絵本は、近所の児童館や支援センター、図書館などにお譲りするのも、とても喜ばれますよ。

いつもお世話になっている児童デイさんなどで引き取ってもらうのも、お友だちみんな(や後輩さんたちも)で遊べるようになり、とても感謝されるのでおすすめです。

子供のおもちゃは5つぐらに厳選し、ローテーションする

お子さんのおもちゃに関しては、「メインのおもちゃを5つぐらいに絞り、残りは別の部屋で保管しておく」などして、「常にお子さんの遊ぶ空間に、すべてのおもちゃを出さないように」工夫しましょう。

 

発達障害のお子さんにとっても、「おもちゃなどがたくさん視界に入ることは、ものごとを成し遂げるのに、とても気が散る状態になってしまう」ので、おすすめできません。

お子さん自身も、「積み木」で遊びながら、「ミニカー」が目に入り、「絵本」も数冊引っ張り出してしまって・・・としている間に、部屋中がおもちゃであふれかえり、どれにも集中することもできないまま「おもちゃ同士の見分けがつかなくなっている」ということがよくあります。

おもちゃの数を減らすことで、落ち着いて一人遊びができるようになる、おもちゃの使い方が上手になる、手先が器用になるというような好事例はたくさんありますよ。

 

また、たくさんおもちゃがあふれている状態では、お子さんが「お片付け」の練習をするにも、片付けが難しくなりすぎていて、ふさわしくない状態です。

お片付けも簡単に挑戦できるように、おもちゃの数を減らすように、配慮してあげてくださいね。

片付け作業を曜日ごとに固定化する

片付け作業を「一気に全部やろう」とすると、なかなか習慣になりづらいので、ゆるく簡単な掃除の仕方を「曜日別に固定化」してしまいましょう。

例えば
月曜日は、「洗面台とトイレをさっと掃除」する。

火曜日は、ゴミ出しのついでに、「お風呂場の排水口のゴミを取り除く」

水曜日は、「子供のメインのおもちゃを入れ替え」る。

木曜日は、「タイマーを15分だけセットして、時間内に見つけた不要品をどんどん捨てる」作業をする。

など、曜日ごとにメインの片付け作業をゆるく取り入れておくと、少しずつ習慣にしていくことができますよ。

しまう場所・物の定位置を決める

ある程度物が減らせてきたら、次は整った部屋を作っていくのに欠かせないポイントである「物の定位置を決め、使ったら元の場所に戻す」という作業を取り入れていきましょう。

 

このときに、「よく使うテレビのリモコンなどを、引き出しの中にきちんとしまう、など取り出しにくいところに定位置を決めてしまう」と、「出し入れ面倒くさくなり、結局どこに置いたかわからなくなる」ということがよく起こるので、取り出しやすいところにしまうこともポイントです。

 

物の位置を決めて、「使ったら元に戻す」というくせをみんなでつけていきましょう。

しまいきれないものは減らしていくようにすると、並行して物も減っていくのでより片付けやすくなりますよ。

しまう場所を決めて、片付け作業を楽チンにしてみてくださいね。

まとめ

さて、いかがでしたか?

 

まずは徹底的に片付けようとせず、「今より少しだけマシになる状態を目指して」ゆるく片付けに取り組んでみましょう。

そして、「並行してとにかく物を減らす」ように心がけ、「使っていないものは捨てる」、「必要のないものを家に入れない」ように工夫をしていくと、徐々に家の中がすっきりしてきますよ。

 

また、「今まではそんなことがなかったのに、急に家の中がごちゃごちゃしてきている」というときは、体に疲れがたまっていないか、プチうつ状態になっていないかなどを振り返ってみましょう。

部屋を見ればその人の心がわかるという言葉があるように、「生活空間の乱れは、心身のオーバーワーク、取りきれない疲れと直結」しています。

体が心身にどうも不調があるようなときは、生活空間を整えることにプラスして、食事や睡眠など基本的な生活習慣も、気にかけてあげてくださいね。

 

おうちも体も頭の中もすっきりさせて、毎日の生活を楽しんでいきましょう!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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