「発達障害と吃音」子供の自己肯定感を育てるシンプルな3つの方法

お子さんの「吃音」をどうにかしてあげたいと悩まれているということはありませんか?

 

・吃音がひどくなってきたことで、同年代の子供たちと遊ばなくなってしまったように思える

子供の吃音がどうしても耳につき、聞こえるたびにイライラ、不安になってしまう

・自分や夫、近親者でも例がなかったので、吃音に対してどう対処してあげればいいのかわからない

 

お子さんに突然吃音が出始めたら、何か大きなストレスを感じているのだろうか?それとも何かしらの病気で、検査の必要などがあるのだろうか?と焦ってしまいますよね。

 

吃音は「どもり」と言われることもあり、そのほとんどが2歳~5歳頃に発症することが多いとされています。

生まれ持った性質に何らかのきっかけ要因が重なり、表に出てくることが多いようです。

何十年か前には「母親のしつけや愛情不足」家庭の環境が悪いことが原因などと言われていたことがあったそうですが、それらは間違いであることが現在では証明されています。

 

実は、お子さんの吃音に対しては、「これだけは避けてほしいというアプローチ方法」があることをご存知でしょうか?

お子さんの吃音を治してあげたい、お子さんを助けてあげたいと思うあまりに、この間違ったアプローチを繰り返してしまうと、お子さんの自己肯定感はどんどん低くなってしまい、さらに吃音の症状もひどくなってしまうという場合もあります。

 

吃音に対して、どういったアプローチが有効で、避ければいいのはどういうことかがわかれば、お子さんの安心感を育てることができ、また吃音に対しても自然に受け止めてあげられるようになります。

 

そこで今回は、「吃音でお困りのお子さんに対してママがどのようにフォローしてあげればいいか」を具体的に3つ紹介します。

基本的には「吃音が出てくること」をそのまま受け入れる

お子さんの吃音に対しては「特別に何か対策を打つよりも、吃音をそのまま受けいれようとする」姿勢がとても重要です。

 

幼児期に吃音が出ているお子さんたちは、小学校入学の頃までにその7~8割くらいが自然に治まるとされています。

 

また、お子さんの年齢が上がってくると、自然と本人が吃音が出にくいように「苦手な言葉を言いまわし方を考えたり」、対処方法を取れるようになっていいきます。

例えば、「い」の音で吃音になりやすいというクセを自覚している場合は、「一番(いちばん)」という言葉を使わず「最初(さいしょ)」という言葉を選ぶことで、スムーズに喋りやすくなるという感じです。

 

また、吃音は一生ペースでつき合っていくということも多く、出やすくなったり、出にくくなったりと波がある場合が多いです。

片頭痛や、めまいなどの症状と似ていますね。

 

吃音の原因は今のところはっきりとしたことはわかっていないので、吃音に対して「最近多い、少ないなどと」一喜一憂することなく、その子が持っている癖のようなものとして受け止めてあげましょう。

本人に吃音を指摘したり改めさせようとしない

吃音が出てしまうことでしゃべりづらくなり、お子さん自身も対処を学んでいる途中なので、吃音について指摘したり、コメントをすることを控えましょう。

「吃音が出ても大丈夫だよ」「ゆっくり話せばいいよ」などという肯定的なメッセージであっても、本人には「吃音に親が着目している」というプレッシャーを与えてしまうので、触れない方が良いとされています。

 

お子さんから相談があった場合や、変かな?と聞かれたら、「よく髪をさわる人や、爪を噛む人や、みんないろいろな癖を持っていて普通なんだよ」と、吃音自体が特殊でいけないものではないということを伝えてあげたいですね。

お子さんが「吃音がある自分」を「マイナスにとらえないようにする」ことをゴールとするイメージを持たれてくださいね。

相談するなら「医師」もしくは「言葉の教室」へ

どうしてもママが何か行動を起こしたい、どこかに相談したいという場合は専門家に相談してみましょう。

専門家に相談する場合は大きく分けて医師もしくは言葉の教室にいる訓練士の二つに分けることができます。

医師

受診し、医師に相談する場合は、吃音についての専門的な診療科というのはないので、「小児科」「心療内科」「小児言語科」「児童精神科」などを探してみてください。

また、「子供の吃音に対しては対応できない」という病院もあるので、受診の前に「吃音に対する診察が可能かどうか」を問い合わせられることをおすすめします。

言葉の教室

地域の小学校や幼稚園、保育園などで行われている「言葉の教室」に通い、そちらで言語聴覚士や専門の訓練士からお子さんに合ったアドバイスが受けられる場合があります。

また、お子さんの中にある吃音に対するコンプレックスを上手に解消してくれるケースもあるので、心理療法的な効果を狙って利用されることもおすすめです。

まとめ:お子さんが「自分を好きな自分でいられる」ためのサポート方法

さて、いかがでしたか?

 

吃音が出ているお子さんにとって、今ママができる最善の策は、「お子さんの吃音をなんとかしようとママが頑張ることをやめる」という努力かもしれません。

ママが「お子さんの吃音を治してあげようと頑張れば頑張る」ほど、お子さんにとっては「吃音が出ているままの自分ではだめ。だめだから直す必要がある。」というメッセージを何度も何度も与えてしまうことになります。

かえってそれらがプレッシャーとなり、吃音が治り収まりにくくなる上に、お子さんから自信を奪っていってしまいます。

また、ママが必死に頑張っていることをお子さんが感じ取られる反面、「それでも吃音が出てしまう自分にいらだつ」ことや、「期待にこたえられない(なおらない)プレッシャー」で押しつぶされそうになっているかもしれません。

 

とはいっても、「どうしても気になってしまう」という気持ちも、もちろんよくわかります。

ただ、気になって気になって仕方がなくても「気にするのをやめるということを決意する」だけで、自分自身が決意した目標の方向に、人生を引っ張っていける力が、わたしたち人間にはあるのです。

「こうすると決め、腹をくくる」ことで、物事が良い方に展開していくということは、心理学的にも証明されているので、吃音に限らず、お子さんの気になる症状については、「まずは気にするのをやめる」と親が腹をくくることが、親子の幸せへの一番の近道です。

とは言っても、わたしもなかなかできていないんですけどね。

しかし、まずはそう決意することが、すべての始まりなので、少しずつでも、自分が望んでいる方向に人生を動かしていくために、「日々決意しなおし軌道修正」を繰り返しています。

 

お子さんが「ありのままの自分でいいんだ」と「自分を好きな自分でいられるためのサポートができる」という親を一緒に目指していきましょう。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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