児童デイとは?1歳児を育児放棄した母が全力で利用を勧める理由3つ

「これ以上我が子のお世話をするのが本当に無理!だれか助けて」

 

・玄関を一歩出ると、足元の砂を延々食べまくるので、外に連れていけない

・1m先に見えている、ベランダに洗濯ものを干しに行こうとすると「どこに行くの?!」という感じで毎回大パニック

・家で遊ぶのも、パターン、パターン、パターンの繰り返しで、少しでも親が違う動きをすると激怒、頭がおかしくなりそう

 

子供が1歳代の頃、わたしは毎日「とにかくしんどい、もう心身限界、子供をどこかに預けたい、助けてほしい」と育児ノイローゼになっていました。

 

うちの子は、満1歳の時に、かかりつけ小児科にて「発達障害の傾向がある」ことを告げられ、1歳半過ぎに「自閉症だろう」という診断が出ています。

しかし、どことも「療育を受けられるのは早くて3歳からです」の一点張りでした。

 

「3歳までって、あと1年半もある・・・!」

疲労が限界だったわたしは、何度も高熱を出し、胃痛に倒れ、過敏性腸症候群になりました。

過敏性腸症候群になってからは、一日のうちにしょっちゅう急激な腹痛が襲ってくるので、「子供と何かしていても、振り払ってトイレに駆け込む」ということが続きました。

子供はますます不安定になり、親もどんどん衰弱。

このままでは、本当にやばいと思い、無我夢中でとある福祉施設に電話をかけたところで、「児童デイ」の存在を知ったのです。

児童デイとは何か?

児童デイとは、「児童デイサービス」の略称です。「児童発達支援事業所」とも呼びます。

障害児を支えるための「児童福祉法」という制度のおかげで、発達障害を抱えるお子さんが利用できる支援施設の一つです。

すごくざっくり言うと、「発達がゆっくりな子たちを、プロの先生たちが手厚くサポートしてくれる幼稚園のようなところ」ですね。

ちなみに、0~6歳の未就学児へのサービスを「児童発達支援」、6歳以降の就学児へのサービスを「放課後等デイサービス」と呼びます。

 

当時のわたしのように、「療育が始まるまで耐えられない」「育児放棄状態」「毎日乗り切るのがきつすぎる」というママに、ぜひ利用してもらいたい施設なのです。

これから、「発達障害を抱えるお子さんとママ」が児童デイを利用することでどれほど良いことがあるか、という理由を数ある中から厳選して3つ紹介していきます。

勧める理由1:家では伸ばしきれない発達のフォローをしてもらえる

児童デイでは、子供10人あたり約3~4人以上の先生たちがつき、子供たちの発達をどんどん伸ばせるような手厚いフォローを受けることができます。

子供の発達に欠かせない、体全体を大きく使った「粗大運動」と、手先の器用さを伸ばす「微細運動」をうまく織り交ぜたプログラムなどを、専門家の先生たちが上手にリードしてくれます。

 

また、施設を利用する際は「個別支援計画書」というものを施設と相談して作成し、定期的に役所に提出することになります。

この個別支援計画書をもとに、家庭でのフォローの取り組み方なども学んでいけるので、子供へのフォローの仕方もすごく勉強になります。

 

なにか困ったときに、すぐにデイの先生に相談できるというのもとても心強いですよ。

勧める理由2:未診断、手帳を取得していないグレーゾーンの子供も利用できる

児童デイは、 療育手帳(知的障害者が持つ手帳)や障害者手帳を取得していない子や、診断名がついていない子も利用することができます。

知的な遅れがない、グレーゾーンの子たちなども、実際に多く利用されていますよ。

 

ただ、サービスを利用するには「障害福祉サービス受給者証」という受給者証の準備が必要です。

この受給者証は、お住まいの自治体の福祉の窓口で発行申請します。

申請時には「発達検査の結果をもとにした医師の診断書」の添付が必要です。

発達検査を受検し、「児童デイを利用したい」旨を主治医に伝え、診断書を作成してもらいましょう。

勧める理由3:利用料金の9割は自治体負担なので、経済的負担が軽くて済む

実際に、利用者が施設に支払いをする利用料が保育園などに比べて、圧倒的に少なくて済みます。

給食・おやつや送迎の有無、サービス時間数などで、施設によって多少の差はありますが、「受給者証を利用すると、自己負担額は利用料の約1割」です。

また、支払い利用料の金額は、世帯所得に応じて上限額が定められています。

 

ちなみに、うちの子が通うデイは「送迎給食おやつあり、6時間/日×平日5日利用して、大体13000円/月前後」です。

一時預かりや、保育園などと比較すると、差は歴然ですよね。

経済的負担が軽く済み、かつ、子供にプラスになる環境を提供してあげられるので、本当にありがたい制度なのです。

まとめ

さて、いかがでしたか?

 

過去のわたしのように、自分の体調が悪すぎて子供のお世話が困難!というママに、一人でも多く児童デイのことを知ってもらい、かつ利用してもらいたいです。

児童デイのことに限らず、日本の福祉の世界は「自分から動いてたどり着いてきた人たちにだけ情報やメリットを提供する」という姿勢がほとんどですよね。

知らなかった人が、どんどん損をしてしまうつくりになっています。

自ら積極的に動いたもの勝ちです。

もちろん、わたしが知っている「発達障害のお子さんとママが使えるような情報」はこれからも、ここからドンドンあなたにお送りしていきますよ!

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あのとき児童デイを利用することができなかったら、我が家は崩壊していたかもしれません。

児童発達支援制度を上手に活用し、ママも「人間らしさを取り戻せる」ような心からリラックスできる時間を得て、子供に笑顔で向き合っていく時間を増やしましょう。

ぜひ一度、自治体の窓口や子ども家庭支援センターなどに問い合わせてみてくださいね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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