「母親として寂しい」愛着行動が薄い発達障害っ子が変わる簡単テクと3つの理由

発達障害を抱えるお子さんから、「母親として必要とされている感じが全くない」ことに、「寂しい気持ちやむなしい気持ち」があるということはありませんか?

 

・ママ~と呼ぶときは何かをして欲しい時だけで、正直「道具として利用されている感じ」がすごくする

・幼稚園へ行く時も、まったくこちらを振り返ることもなくさっさと通園する、お迎えに行って嬉しそうにされたこともない

・子供からの愛着表現が薄いことを相談したら「テレビばっかり見せているからじゃないの?」と言われ、それ以来誰にも相談できなくなった

 

決して子どもがかわいくない、というわけではないけれど、実は「心が通じ合っている」という実感が子供に対して持ちづらいという、複雑なママ心ってありますよね。

わたしも、たまに定型発達の親子たちを見たときに、「なんて豊かに愛情表現をしあっているのだろう」と驚き、自分達親子とのギャップに、「自分は本当に母親なんだろうか」とむなしい気持ちになることがあります。

 

なぜ、発達障害を抱えるお子さんたちは、ママへの愛着が薄くなっているように見えるのでしょうか?

人々は、脳内に「オキシトシン」という愛情ホルモンを持っており、このオキシトシンがたくさん増えると、「心と心が通じ合ったような」親近感や、子どもに対して「ああなんてかわいいんだ!」とうっとりするような気持ちがわいてくるんですね。

ところがこのオキシトシンというホルモンは、発達障害を抱えるお子さんたちの脳内では、そもそも作られる量自体が少なかったり、オキシトシンが出ていることをうまく認識しづらいという事が言われています。

このからくりゆえに、発達障害を抱えるお子さんたちには「誰に対しても愛着がわきにくい」のです。

 

お子さんたちがなぜ、母親に対して愛着が薄いのかがよくわからず、もやもやした気持ちを抱え続けていると「自分の関わり方が下手なんだろうか?」「母親として必要とされていないのかな」と、てママの孤独感はどんどん強くなっていきます。

さらに、孤独感が強まると、お子さんへのお世話も、なんだかちょっとしんどくなってきてしまい、「お子さんをかわいいと思いづらくなる」「さらにお世話がしんどくなる」という負の循環に陥ってしまいます。

 

ただ、お子さんたちの中にも、実は、ママを特別大切に思う気持ちはちゃんと存在しています

そして今はそれを感知したり、表現したりする準備をどんどんしている期間なんだということがわかれば、未来に希望が出てきて、自信を持ちながら安心して今のお子さんたちを見守っていくことができそうですよね。

 

そこで今回は、「ママへの愛着が薄く見えるお子さんと接する時の、むなしい気持ちの乗り越え方や今後の希望」について紹介します。

母親への愛着・愛情をうまく表現できない

発達障害を抱える子供たちが「母親への愛着が薄く見え」てしまうのは、まず本人が母親へ特別大きな愛着を持っているということを自覚することが他の子供たちよりも苦手だからです。

また、自覚しにくい上に、さらに「ママが好きだよ!」という「愛情表現をすることも得意でない」子たちが多いです。

 

ただ、他の部分の発達と同じように、時間とともにコミュニケーション力や「自分に起きていることを感じていく」力はどんどん成長してきます。

幼少期には愛着行動があまり見られなくても、幼児後半、小学校低学年、中学年と年齢が上がってくる間に、遅れて「ママ大好きっ子」になる可能性は高いです。

 

どのお子さんにとっても「ママは特別」で、大好きなことに変わりはないのですが、「うまく表現できない」のだということを知っていれば、ママ側の「わたしって、ずっとこんな扱いのまま?」という、何だかむなしいような気持ちも少しやわらいできませんか?

お子さんの中で自分の気持ちをキャッチする力や、表現する力が育ってくるのゆっくりと待ってあげましょうね。

とは言っても、母親以外になつくのはなぜか?

いつも一緒にいる母親にはあまりなつかないのに、「たまに会う祖父母や仕事から帰ってきたパパの事は大好き」で、自分といるときよりもずっと嬉しそうに見えるという場合もあります。

 

これは、単にお子さんの中でる「いつも一緒にいるママより物珍しいからおもしろい」、レア感を刺激として楽しんでいる、ということでママ以外の登場に夢中になっているんですね。

お子さんが、いつも大喜びしている人たちも、ママと同等の時間一緒に過ごしていれば、だんだんとお子さんにとっての珍しさは薄れ、テンションが下がっていくと思われます。

 

また、一緒にいる時間が少なく、たまにしか会わない間柄であれば、お互いにいいとこ取りができてしまうので、楽しいだけの時間を過ごせますよね。

 

決して「ママだけが嫌われている、ママの接し方が悪い」ということではないので、珍しさに喜んでいるんだな~と、ゆったりした気持ちで見守ってあげてくださいね。

遅れるが、必ず母親への愛着は伸びてくる

「心が通じ合っている感じがいまいちもてない」というかみ合わないような感じも、ゆっくりではありませんが、お子さんたちの発達に合わせて、必ず愛着や愛情表現のスキルは上がってきます。

 

かつてイメージしていたような「目を合わせ、笑い合う親子の仲睦まじい姿」というのが自分たちには全然ピンとこない・・・と何とも言えない気持ちを抱えられている場合もあるかもしれません。

 

ただ、どんな子も必ずそれぞれのペースで成長していきます

お子さんが、「コミニケーションを取りたい気持ちを持っていない」ということはないので、だんだんとコミニケーション能力が育ってきて、双方向でのコミニケーションが成立し始めると、今よりもっと心が通じ合っているという感じが得られるようになります。

なかなか「思っていた感じの親子像」にすぐになることはできなくても、「わたしたちはゆっくり行くんだ」と改めて思われ直して、のんびりと今を過ごされてみてくださいね。

「ママからお子さんへの愛着を深める」魔法の簡単テクニック

さて、いかがでしたか?

 

発達障害を持つお子さんたちが表現する、ママへの愛着行動の薄さは、お子さんの成長や時間とともに、いつしか「心が通じ合わない」感じが薄れていくというお話でした。

 

最後に、お子さんからの愛情表現が薄くても、ママの中でお子さんへの愛着をどんどん育てていける、魔法のテクニックについてお話しますね。

やり方はとても簡単で、ことあるごとに、お子さんに「〇〇ちゃん、かわいいね~」「〇〇ちゃん、大好き!」と声をかけながら、お子さんを抱きしめる(または触れる)ことです!

これは、「人が、自分が発した言葉や意見を正当化したがる」という心理テクニックを使ったものです。

わたしたちの脳は、自分自身が発する言葉に、「自分がそう言っているのだから、それが真実に違いない」と、正当化する理由を探したり、行動に結び付けたりということを、すごい勢いで無意識に行います。

結果、「〇〇ちゃん、かわいい」と言えば言うほどに、どんどんお子さんが可愛く見えてきだして、お子さんの様子自体はそれほど変わらなくても、ひとつひとつのしぐさや、少し目が合っただけでも、ママの中で、オキシトシンがぶわっと出てくるようになります。

声掛け以上に、今までのお世話をもっと手厚くするとか、そういった具体的な行動がなくても、必ずあなたの感じ方が変わってくるので、ぜひやってみてくださいね!

 

また、母親への執着が薄いうちは、誰かに預けて自分だけで行動する(買い物、息抜き)というようなこともしやすかったので、その点は楽といえば、楽かもしれません。

ちょっと距離ある今のメリットを楽しみつつ、お子さんの愛着が育ち、親子の絆が深まっていく過程も楽しんでいきましょう!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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